シビックテックでの活用
市民がアプリを通じて街での困りごとや気づきを自治体へスムーズにコミュニケーションし、報告を受けた自治体が対応をすることで市民と自治体をより身近にします。
市民参画の支援
公共サービスの提供者である自治体とそのサービスを受ける受益者の市民という関係性において、「サービス提供者」と「受益者」という二元的な関係だけが続くと、受益者側はいつしかそのことが当たり前になって高コストなサービスとなってしまう場合があります。限られた財源をどのように配分してどのようなサービスを提供するのか、あるいはどのような街の課題を解決して行くのか、市民と行政がともに考えることが重要です。シビックテックはさりげない日常のシーンの中から市民自身が街の課題を発見し報告することで、市民参画の機会を作り出します。
協働の促進
課題を発見し報告すると、その対応が気になります。すぐに対応されるもの、時間が掛かるもの、いろいろあるでしょう。ゴミを片付けたり、落書きを消したり、ベンチを補修したりするのにはそれなりのコストが掛かります。そういったことを繰り返していると果たしてそのままで良いのか疑問が湧いてきます。市民と行政がともに話し合う機会が作れると、いろいろなアイデアが出てきます。ゴミはなぜそこに捨てられるのか?市民が自発的に拾える場合があるのではないか?等々。ちょっとした時間のちょっとした行動で社会の役に立ち、例えば費用が浮けばその分を何らかの政策に回せます。協働は市民と行政の双方にとって大きなメリットがあります。
運用ワークフローの最適化
報告された課題を適切に処理するためには、組織に即したワークフローが必要です。LOBSTAは様々なワークフローを柔軟に設定することができます。
可視化による透明性の確保
報告やその対応状況が地図付きで公開されることにより、課題の発生・対応状況を地理空間上で直観的に認識することができます。自治体の対応状況が公開されますので、納得感のある説明が必要です。一方、市民の側もその報告が他の市民の目にさらされますので、無茶な要望が出にくくなります。
LOBSTA運営元である弊社Georepublic Japanではシビックテック活用アプリ「My City Report 」も運営しています。こちらは自治体向けですが、同じ仕組みを企業の中で活用したいと検討中の企業担当者様はコンタクトフォーム または [email protected] までお問い合わせください。